ノンホモ牛乳は、均質化処理をしていない自然な状態の牛乳です。
均質化処理を省くことで、牛乳本来の風味や栄養が保たれ、クリーミーで濃厚な味わいとなり、新鮮な生乳の味を重視する方や、牛乳の自然な味を求める方におすすめです!
均質化(ホモジナイズ)処理とは、液体中の異なる物質の粒子を細かくして均一にするための工程です。
ノンホモ牛乳はこの自然な状態を好む人もおり、クリーミーで濃厚な味わいが特徴です。
また、消化を助けるとも言われており、乳糖不耐症の方にも優しいとされています。ノンホモ牛乳で作るバターやチーズは、特に風味豊かで人気があります。
牛乳「 ノンホモ牛乳 」とは?
ノンホモジナイズ牛乳は、牛乳をホモジナイズ(均質化)しないでそのまま商品にされたものです。ホモジナイズを行わないことで、いくつかの特徴があります。
- 脂肪が分離する:
- ノンホモ牛乳では、時間が経つとクリーム(脂肪分)が牛乳の表面に浮かび上がってきます。これは、昔ながらの牛乳の特徴で、自然な状態です。
- 風味が豊か:
- ホモジナイズしないことで、牛乳本来の風味やクリーミーさが感じられることが多いです。
- 見た目と食感:
- ホモジナイズされた牛乳に比べて、見た目が異なり、食感も少し違います。クリームが浮いているので、振ってから飲む必要があります。
ホモジナイズ牛乳(ホモ牛乳)とは?
ホモ牛乳は、生乳に含まれる脂肪球を均一な小さな粒子にするために圧力をかける処理を施した牛乳です。
この工程により、牛乳は始めから終わりまで均一な味わいが得られ、脂溶性ビタミンの摂取も均等になります。
日本では1930年代に導入され、現在市場に出回っている牛乳の大部分がこの方法で処理されています。
ホモジナイズ牛乳は、牛乳の脂肪球を細かく砕いて均一に分散させる「ホモジナイズ」という処理が行われたものです。この処理により、いくつかの特徴があります。
- 脂肪が分離しない:
- ホモジナイズによって、脂肪球が均一に分散されるため、時間が経ってもクリームが表面に浮かんでくることがありません。
- 安定した品質:
- 均一に混ざっているため、どの部分を飲んでも同じ風味と食感を楽しめます。市販の牛乳の多くがこの処理をされています。
- 保存性:
- 均質化されているため、保存時に脂肪が分離して品質が変わることが少なくなります。
パスチャライズ牛乳(低温殺菌牛乳)
まとめ
- ノンホモ牛乳は、ホモジナイズしない自然な状態の牛乳です。時間が経つと脂肪が分離しますが、その分自然な風味が豊かで、飲む前に振る必要があります。
- ホモジナイズ牛乳は、脂肪球を均一に小さくする処理が施されており、脂肪が分離せず、どこを飲んでも同じ風味と食感が楽しめます。保存中も品質が安定しているのが特徴です。